無農薬種子(根物野菜)

練馬中長たくあん大根解説

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【商品№】 2515
【内容量】 10㎖
【税込価格】¥220

 

練馬中長たくあん大根

東京都の伝統野菜

 大根の原産地は中央アジアとも、地中海沿岸ともいわれますが、はっきりとはしていないようです。古くから栽培されている野菜の代表で、日本には中国から入り、各地に広まり様々な品種へと分化していきました。「日本書紀」にも記述があり、スズシロとして春の七草にも数えられ、日本人にはなくてはならない野菜です。現在のように全国でポピュラーな野菜になったのは江戸前期ぐらいからと言われています。
 根にはビタミンCや消化酵素ジアスターゼを多く含み、消化をたすけ、胃もたれなどに効果があると言われています。また、魚の焦げなどに含まれる発がん物質を抑える働きがあると言われる成分を含んでいます。葉にもビタミンやミネラルが多く含まれるので、新鮮なうちに利用します。
 練馬大根は愛知の方領大根が練馬の地で栽培されるうちに変異したものと言われています。また、練馬大根からは「三浦大根」や「理想大根」などの優秀な大根が生まれています。大型の大根で一時はほとんど作られなくなりましたが、現在は地場野菜として復活が進められています。たくあんと名がつていますが、煮食や大根おろしでも美味しくいただけます。

 【栽培のポイント】

 大型の大根なので、畑は深く耕す必要があります。