昭和の野菜

錦えびす南瓜解説

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【商品№】 3304
【内容量】 5㎖
【税込価格】¥330

 

打木赤皮甘栗南瓜

加賀の伝統野菜としても有名!

 カボチャのルーツは中南米で、大きく分けると、日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの三つに分かれます。最初に日本に入ってきたのは日本カボチャで1500年代に伝わったと言われています。明治に入り西洋カボチャとペポカボチャが入ってきました。現在は甘みがあり、果肉の色が濃い西洋カボチャが多く栽培されています。栄養価は野菜の中でもトップクラスで、カロテン、各種ビタミン、カルシウムや鉄などの免疫機能を高めると言われる成分を含んでいます。昔から「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」と言われるのも納得できます。
 打木赤皮甘栗南瓜は、金沢市打木町の篤農家が福島県の赤皮南瓜より育成した品種で、戦後に発表されました。昭和27~28年頃からその色の鮮やかさと甘味で特に京阪市場で人気の南瓜となりました。新たな品種の出現により栽培量は減少していきましたが、近年また人気が高まっている南瓜の一つです。

 【栽培のポイント】

 肥料が多すぎるとツルばかり伸び、実がつかないことがあるので、元肥は少量にして実が付き始めてから追肥をして栽培します。
 実が直接地面につくと、そこから腐ることがあるので、下に敷物をしましょう。
 実成を確実にするためには、人工授粉をしましょう。