無農薬種子(根物野菜)
鮮紅三寸人参
栽培期間が短く作りやすい
ニンジンは大きく分けて東洋種と西洋種に分かれます。原産地のアフガニスタンから中国を経て江戸時代に入ってきたのが東洋種で、ヨーロッパを経て明治以降に入ってきたのが西洋種です。現在市場に出回っている多くは西洋種の改良品種で、東洋種の代表は京にんじんとも呼ばれる「金時人参」です。ニンジンに多く含まれる栄養素はβ-カロテンで、免疫力を高め、ガンや心臓病、動脈硬化などに効果があるとされています。皮の下に多いので、極力薄くむく事をおすすめします。葉にもビタミンCやカルシウムなどの栄養素が豊富なので、クセはありますが家庭菜園では積極的に利用しましょう。
本種は、根の長さが10~12㎝ぐらいの短いニンジンです。春まきで90日ぐらいで収穫できます。根が短いのでプランターや鉢などの容器栽培もでき、ほぼ一年中栽培できるので、種を少しづつずらしてまいておくと、いつでも利用でき便利です。
【栽培のポイント】
ニンジンは発芽の難しい野菜の一つです。好光性種子なので、種まき後の土は薄くかけます。乾燥すると発芽しないので、水やりはこまめに行います。勢いよく水をかけると種が流れたり、土にもぐったりしてしまうので注意します。
アゲハチョウの幼虫が葉を食害することがあるので、見つけ次第処理しましょう。