昭和の野菜

とよさと胡瓜解説

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【商品№】 2911
【内容量】 1㎖
【税込価格】¥330

 

相模半白胡瓜

江戸から続く伝統の味!

 春の家庭菜園で作られる野菜の中で、高い人気を誇る胡瓜は、ヒマラヤ地域が原産の栽培の歴史の古い野菜です。古代エジプト時代から栽培の記録があり、日本には平安時代には中国から伝わっていたと言われていますが、本格的な栽培は江戸時代後期からとされています。熟すと黄色になる瓜ということで「黄瓜(きうり)」と言われ、それがキューリになったと言われています。生で食べることが多い胡瓜にはビタミンCやカリウムが含まれ、夏場汗とともに消耗しがちなこれらの成分を補うことができます。また、多く含まれる水分は体を冷やす作用があると言われています。
 半白胡瓜は江戸時代以前に渡来した胡瓜が元とされ、首の近くの上部のみ緑色で、先に進むにつて白味を帯びてくるのが特徴です。相模半白胡瓜は、、江戸東京野菜の一つである馬込半白胡瓜の系統を元に昭和4年に神奈川県で改良された品種です。1960年代頃までには普及し半白胡瓜の主流となりました。胡瓜本来の風味が強く、パリッとした食感がおいしく浅漬けやサラダにむいています。首の近くに胡瓜特有の苦みが出やすいのがやや難点です。

 【栽培のポイント】

 うどんこ病の発生を防ぐため、葉を適度に透かして風通しを良くしてあげましょう。
 収穫期間が長いので、株から少し離れたところに継続的に少しづつ追肥をしましょう。