無農薬種子(実物野菜)
広陵一寸そら豆
甘みの強い大粒種
原産地は北アフリカからカスピ海沿岸と言われていますが定かではありません。日本には10世紀ごろ伝わったとされ、本格的な栽培が始まったのは江戸時代とされています。空のある上を向いてサヤが着くので「空豆」の名がついたとされています。そら豆にはアルコールの分解を助けるビタミンB₁が多く含まれるので、おつまみには最適の野菜です。また、剥いて食べることが多い薄皮には、食物繊維が豊富に含まれるので、一緒に食べるとよい効果が期待できます。
そら豆には大きく分けて大粒種と長サヤ種に分けられますが、本種は大粒種になります。豆の大きさは約3㎝ぐらいで、甘味が強く柔らかい品種です。
【栽培のポイント】
種には黒い線が入ってる部分があり「おはぐろ」と呼ばれますが、その部分を必ず下にして土の中に埋めるように種まきします。逆にしてしまうと発芽しないことがあります。
冷涼な気候を好みますが、氷点下になると枯れることがあります。また北風も枯れる原因になりますので、植える場所は、北風がよけられる日の良く当たる場所を選びましょう。