国産無農薬種子
大浦ごぼう
成田山新勝寺の縁起物
千葉県匝瑳市大浦地区で栽培されているので「大浦ごぼう」と呼ばれます。平安時代、平将門の乱を鎮めるために朝廷より任じられた藤原秀郷が、戦勝祈願のため成田山新勝寺に訪れた際、大浦ごぼうを食べて戦に勝利したという伝説があり、それ以来「勝ちごぼう」と呼ばれる縁起物として扱われるようになりました。現在でも大浦地区で栽培されたものは、そのほとんどが成田山新勝寺に奉納され、精進料理として出されています。見た目がきれいとはお世辞にも言い難く、ブサイクな野菜ですが、味や香りは抜群に良いごぼうです。太さは直径10㎝前後もあり、長さは50~60cm前後、中が空洞になっているのも大きな特徴です。あまり市場には出回らないので、家庭菜園でしか味わえない野菜です。
【栽培のポイント】
根が深く伸びるので、栽培地は深く耕しておきましょう。連作障害があるので、5年以内にごぼうを栽培したところは避けましょう。