昭和の野菜
ブロッコリー
“ドシコ”
昭和の生き残りブロッコリー!
今ではおなじみの野菜ですが、戦前まではあまり食べられていませんでした。広まったのは戦後になってからです。栄養の宝庫で、カロテンやビタミン類が多く含まれ、カリウム、カルシウムなどのミネラルもしっかり含まれています。糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防に効果があるとされています。日々の食事に取り入れたい食材の一つです。
本種は、100年以上も前にイタリアにて育成されたといわれている品種で、現在F1種が主流のブロッコリー界においては貴重な固定種となっています。定植後60~70日で収穫できる早生種で、頂花蕾収穫後の側花蕾も10本程度収穫可能です。また、固定種なので種の自家採種もできる品種です。
【栽培のポイント】
過湿に弱い面があるので、排水の良い場所がベストです。
元肥をしっかり与え、初期成育を促して葉数を増やすようにします。